先日より、エンジンを降ろしての完全整備に入りました。久しぶりに、エンジンを降ろしてみると、手順を忘れてしまっていたり、ボルトがサビついていたりとやたらと手間がかかりました。2年前は、エンジンを降ろすのに、30分から、45分くらいしか時間がかかりませんでしたが、今回は、エンジンを降ろすだけで、1時間以上もかかってしまいました。しかも、オイルまみれ・・・・・。やっぱこまめに、こういう事はしておかないと面倒臭くなっちゃうもんなんだなぁと改めて感じました。更に、駆動系も開けてみました。

久しぶりに駆動系を開けてみましたが、開けてみると全盛期程ではないとはいえ、かなり色々なパーツが組み込まれていました。

エンジンは、ノーマル50ccです。ただ、エンジンヘッドは、研磨加工しており、かなりの高回転仕様となっています。キャブレターは、規制前のライブDIOのノーマルキャブレターでした。これらの部分については、後日詳しく報告をします。

さて肝心の、駆動系ですが、


①カメファク(カメレオンファクトリー)のプーリー

②カメファク(カメレオンファクトリー)のベルト

③デイトナのクラッチアウター

④デイトナの軽量クラッチ

⑤デイトナのクラッチスプリング

ZEROのウエイトローラー


それ以外は、ノーマルの様です。

駆動系のキモは、バランスです。特にプーリーの中に入れるウエイトローラーの重さは、かなり悩む所です。このウエイトローラーの重さで、ベルトの移動がスムーズに行えるかが決まります。更に、クラッチの開くタイミングを決める為に下のクラッチのスプリングやクラッチの重さや、アウターローターの重さを調整します。加速重視にしたり、最高速重視にしたりといった特性の変化をここで作っていく訳です。本当は、加速と最高速が両方一番良い所を探すのが目的なんですが、これが、難しいんですよねぇ。

クラッチの開くタイミングとプーリーのウエイトローラーが動き出すタイミングのバランスを出す。これってやればやる程、きりのない作業なんですよね。どこで妥協するかが、ポイントなんだけど、私の性格上もっと良くしたいと考えて、色々試してみたくなってしまう。そして、結局分け解らなくなってしまい、面倒臭くなって投げ出してしまう。次は、こうならない様に頑張ろっと。今日の作業は、ここまで。この続きは、作業が進んだら報告します。